【24年度診療報酬改定】次期改定の議論の整理のポイント その2
[看護必要度は大幅な見直しを検討、公益裁定になる可能性も]
Weekly Pick Up - 2024年 01月 19日
中央社会保険医療協議会・総会が1月12日にまとめた、2024年度診療報酬改定に関する議論の整理によると、入院医療では病床の機能分化を一層促進する観点から、一般病棟などにおける「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目や判定基準の大幅な見直し、療養病棟における医療区分の精緻化などが行われる見通しだ。看護必要度に関しては一定の仮定に基づくシミュレーション結果が総会に報告されているものの、診療側は見直し自体に難色を示しており、過去の改定と同様に公益裁定での決着となる可能性がある。
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