【26年度改定】今後の医療提供体制を踏まえた改定の方向性を議論 中医協・総会
[診療側は所在地や機能を問わず経営が成り立つ柔軟な仕組みの検討を要望]
Weekly Pick Up - 2025年 06月 27日
中央社会保険医療協議会・総会は6月25日、医療提供体制の現状や将来見通しを踏まえた2026年度診療報酬改定の方向性について意見を交わした。支払側は急性期入院医療の集約化をはじめとする医療機関機能の分化などを通じ、医療資源の配分最適化や医療提供体制の効率化を図るべきだと主張した。診療側は人口動向や医療需要には地域差があると強調。診療報酬は現行の全国一律の評価を前提としつつも、医療機関が自院の機能などについてどのような選択をしても経営が成り立つような柔軟な仕組みの検討を求めた。
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