厚生労働省の「新たな地域医療構想等に関する検討会」は3月29日、初会合を開いた。同検討会は医療と介護の複合ニーズを抱える85歳以上人口の増加や、生産年齢人口の減少で医療従事者の確保が一層困難になる2040年頃を見据えた、新たな地域医療構想のあり方を議論し、年末を目途に最終とりまとめを行う。新構想に基づく取り組みの開始時期は第8次医療計画の中間見直し後の27年度からとなる見通し。