社会保障審議会は1月22日、2024年度介護報酬改定について武見敬三厚生労働大臣に答申した。介護報酬を全体で1.59％引き上げ、そのうち0.98％を介護職員の処遇改善に充当。残り0.61％は介護職員以外の賃上げが可能となるよう、各サービスの経営状況も考慮に入れつつ、基本報酬の見直しに充てる。今後、1カ月程度のパブリックコメント募集期間を経て、関係通知とともに公布する。施行時期は訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、通所リハビリテーション及び介護処遇改善関連加算の一本化が24年6月1日、それ以外は従来通りの4月1日とする。