[人口動態] 平成25年の精神及び行動の障害による死亡は、前年から1144人増加し1万912人に

[平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況―厚生労働省(H26.6.4)]

精神科医療行政ニュース - 2014年 06月 06日

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厚生労働省は64日に、平成25年の「人口動態統計月報年計(概数)の概況」を発表しました。

この調査は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的としたもので毎年行われています。

 

 平成25年の出生数は 102 9800 人で、前年の 103 7231 人より 7431 人減少し、出生率(人口千対) は 8.2 で、前年と同率でした。

 一方、死亡数は 126 8432 人で、前年の 125 6359 人より 1 2073 人増加し、死亡率(人口千対) は 10.1 で、前年の 10.0 より0.1ポイント増加しています。

 

死因別順位は、第1位が悪性新生物の364721人、第2位が心疾患の196547人、第3位が肺炎の122880人となっており、 全死亡者に占める割合はそれぞれ、28.8%、15.5%、9.7%という状況です。死亡者のおよそ 3.5 人に1人は、悪性新生物で死亡したこととなります。

また、精神及び行動の障害による死亡は11912人で、前年と比べて1144人増加しています。11912人の内訳は、血管性及び詳細不明の認知症が9975人(前年比1087人増)、その他の精神の行動の障害が1937人(同比57人増)という状況です。

このほか自殺における死亡は、26038人(同比395人減)となっています。

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