[改定速報] 「処置における小児加算」など135の新規技術保険収載を提案

[診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(平成25年度 第2回 1/14)《厚生労働省》]

平成26年度 診療報酬改定 完全速報 - 2014年 01月 15日

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 厚生労働省は1月14日に、診療報酬調査専門組織の「医療技術評価分科会」を開催した。
 この分科会では、関係医学会などから「保険収載してほしい」との要望を受けた医療技術について、有効性・安全性などを審査・評価し、結果を中医協総会に報告する。
 
 この日は、厚労省当局から「平成25年度 医療技術の評価(案)」が示され、これに基づいた議論を行った。
 これまでに関係医学会からは805件(重複をカウントすると863件)の新規技術保険収載要望が出されており、このうち528件(新規技術237件、既存技術291件)が検討対象となっていた(p3〜p4参照)。
 その後、検討が重ねられ、135件(新規技術57件、既存技術78件)について「新規保険収載の評価等を行う優先度が高い」と結論づけられた(p4〜p5参照)(p6参照)。
 この検討結果は中医協総会に報告され、最終的に保険収載すべきか否かが決定される。
 
 保険収載の優先度が高いと評価された技術の中では、以下のようなものが目立つ(p10〜p15参照)。
●ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術
●拡大胸腺摘除術(開胸、胸腔鏡下)(重症筋無力症に対する)
●貯血式自己血輸血管理料
●処置における小児加算の新設
●非開胸食道抜去術(消化管再建を伴う)
●内視鏡下脳内血腫除去術
●網膜再建術
●緑内障インプラント手術(プレートのないもの、プレートのあるもの)
●顎関節症指導管理料
●在宅高齢患者の歯根面う蝕へのフッ化物応用処置

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