[改定速報] 薬価と診療報酬を明確に別建てで精査 甘利経済再生相

[甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨(11/29)《内閣府》]

平成26年度 診療報酬改定 完全速報 - 2013年 12月 03日

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 甘利経済再生担当大臣は11月29日に、閣議後の記者会見で次期診療報酬改定についてコメントしている。
 記者からの「診療報酬の引下げが一部で決まったという報道もあるが見解をお聞かせください」との質問に答えたもの(p1参照)。
 
 甘利大臣は、「診療報酬は、結論が出たわけではありません。まだ、これから調整に入っていくということになります」と手続を説明(p1参照)。
 
 続けて経済財政諮問会議での議論について「ただ、薬価の見直しと診療報酬は全く別建てであるという点であります。従来、なんとなく薬価の見直し、ほぼ引下げになるのですが、その部分が診療報酬の財源とされるという、その分は診療報酬が吸収するというような考え方が一部にありましたけれども、これは明確に別建てで査定をするものであると(諮問会議は申し上げている)」と解説した(p1参照)。
 
 さらに保険給付費の予算について「薬価の場合は、いわばそれまでの金額を仮置きで計上するものでありますが、8月の概算要求で仮置きで計上し、9月に現状の薬価を精査して、正しい数字に置き換えるということでありますから、そこで出た差額が診療報酬本体の財源として確保されるということではないということ、これだけははっきりしております。別建てできちんと精査し、審査してまいります」と見解を述べている(p1〜p2参照)。

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