2010/07/05 NEWS 医療の価格付け 「データ精度を高めることが現実的」
[遠藤久夫中医協会長]
Weekly Pick Up - 2010年 07月 05日
中医協会長を務める学習院大学経済学部教授の遠藤久夫氏は6月26日、東京大学公共政策大学院が主宰したシンポジウムで講演を行い、データに基づいた医療の価格付けについて「ある程度は可能である」としながらも、「データ収集の限界やデータから価格を算定するルールの多様性を考慮すると、『医療機関の収支と各科バランスに着目しつつ、個別診療行為の価格を、(正確な原価データに基づかなくても)算定する』という現行方式の下で、データの精度を高めていくことが現実的ではないか」との認識を示した。
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出典
医療タイムス社