精神科医療経営の新しい潮流 1

[〜2004年『改革ビジョン』を反映した 「退院促進」への流れが鮮明に〜]

医療経営の要諦シリーズ - 2008年 04月 15日

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『平成20年度診療報酬改定』は、最終的に「本体+0.38%」で決着。「産科・小児科医療」、「救急医療」、「病院勤務医の負担軽減」等を緊急命題として、様々な項目で重点評価が行われている。今回の改定は産科・小児科の整備が優先されてはいるものの、細部を眺めると、精神科医療も重点項目として、様々な新機軸が打ち出されているのが注目される。特にこの分野は経済誘導により、「退院促進支援」「救急医療の充実」「機能分化と連携」の流れが鮮明となり、「自殺者対策」や「子どもの心のケア」等、社会的要請の強い医療に対しても、今回高い評価が行われたのが特徴的だ。今回と次回の2回に分けて、診療報酬改定の内容を検証しながら,精神科医療の今後の潮流を考えてみる。

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