[精神医療]良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針、たたき台示される

[第4回精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針等に関する検討会―厚生労働省(H25.9.19)]

精神科医療行政ニュース - 2013年 09月 20日

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 厚生労働省は9月19日に、精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針等に関する検討会を開催しました。
 この日は、厚労省当局から「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針案」のたたき台が提示されました。

 

 たたき台は、過去3回の会合で行われた構成委員からのヒアリング内容を盛り込んだもので、大きく(1)精神病床の機能分化(2)精神障害者の居宅等における保健医療サービス及び福祉サービスの提供(3)精神障害者に対する医療の提供にあたっての医師、看護師その他の医療従事者と精神保健福祉士その他の精神障害者の保健福祉に関する専門的知識を有する者との連携(4)その他良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供の確保、に関する事項の4部構成となっています。各事項とも、基本的な方向性を示したうえで、精神障害者の特性を踏まえた医療提供の在り方や、整備指針がまとめられています。

 

 この日に出された意見は厚労省当局が持ち帰り、たたき台を修文したたうえで、次回(9月30日)会合時に中間まとめが提示される予定ですので、また近日ご案内いたします。

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