【23年度薬価改定】各側の意見の隔たり、依然埋まらず 薬価専門部会
[原価率上昇への対応の必要性は理解も、薬価引き上げには否定的]
Weekly Pick Up - 2022年 11月 21日
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11月16日、2023年度の薬価の中間年改定について議論した。改定対象品目と既収載品目の算定ルールの適用範囲が主な論点だが、いずれにおいても支払側と診療側の対立が続いている。これに対して、物価高騰や円安による医薬品の原価率の上昇については何らかの対応が必要との認識で概ね一致。ただし、薬価の緊急引き上げを求める関係業界の要望には揃って否定的見解を示している。
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